シバームは、イエメン・ハドラマウト地方の都市であり、約7,000人が居住。かつて、シバームは、ハドラマウト王国の首都として数世紀の間、繁栄を極めた。
シバームが有名なのは、ハドラマウト地方独特の高層ビルによっているところが大きく、1982年、ユネスコの世界遺産に「シバームの古代都市」の名前で登録された。シバームの住宅は全て、泥煉瓦によって構成されており、今日でも、500以上の5階から9階建ての高層建築が残っている。建物間には連絡橋が設けられ、自由に往来ができるようになっている。このような高層住宅が建設されたのは、洪水と遊牧民の襲来から町を守るためであった。
シバームの歴史自体、2000年以上続いているが、現存の市街地に残る高層建築は、ほとんどが16世紀以降に建設されたものである。また、ここ数世紀の間に何度も何度も、破壊と再建を繰り返してきた。2008年10月にはハドラマウト地方を襲った豪雨が原因で洪水が起こり、これが原因で地盤が緩み本遺産にも一部の建物が倒壊するなどの被害が出た[1]。
シバームは、町の高層建築物群から、「最古の高層ビル群」、「砂漠のマンハッタン」と形容される。
wikipediaより